「袋のねずみ」新年へ願い込め 金ケ崎・張り子作り

六原張り子「袋のねずみ」作りに励む沢藤範次郎さん=12日、金ケ崎町六原
 来年の干支(えと)は、ネズミ。金ケ崎町六原のさわはん工房では、干支にちなんだ郷土玩具「六原張り子」作りが最盛期を迎えている。

 粘土の人形に石こうを施して原型を作り、花巻市東和町の成島和紙や再生紙を張り合わせ、顔料や墨などで色付けする。工房を営む沢藤範次郎さん(75)と妻の素子さん(73)は50年以上手掛け、新作を生み出している。

 今回の作は大黒様が抱える袋からネズミがひょっこり顔を出す「袋のねずみ」で、「見たとき、にやりと笑ってほしい」と範次郎さん。遊び心が利いた張り子を来年1月末までに約200個仕上げる。

 素子さんは「袋から宝物が出てくるような年になってほしい」と願いを込めた。

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