短歌や詩、演劇などで活躍した寺山修司(1935~83年)が12月10日、青森県弘前市紺屋町で生まれたことにちなむイベント「寺山修司誕生祭in弘前」が市内で開かれている。主催する「弘前シェイクスピア上演会」の会員で弘前学院大学の石田和男教授は「寺山修司が弘前で生まれたということを、もっとたくさんの地元の人に知ってもらうイベントにしたい」と話している。
同会は同大と同市稔町町会がつくる会で、5年ほど前から寺山や演劇に関するイベントを開いている。石田教授は1978年ごろから寺山と交流があり3冊の著作の編集と二つの公演のプロデュースに関わった。
同市紺屋町の旧紺屋町消防屯所では、三沢市の寺山修司記念館の協力を得てポスター展を11日まで開いている。演劇実験室「天井桟敷」の公演のポスターなど約15点が並ぶ。
8日午後1時からは、同市若党町の元武家屋敷伊東家跡で、シンポジウム・朗読会を開く。シンポジウムでは、「寺山修司、弘前から世界へ」をテーマに、思春期までを過ごした津軽で寺山は何を受け取っていたのか-などをひもとく。シンポジウムの後には、寺山作品の朗読会を行う。
シンポジウム・朗読会は入場料千円。問い合わせ・チケット購入は、めん房たけや(電話0172-36-8938)へ。
同会は同大と同市稔町町会がつくる会で、5年ほど前から寺山や演劇に関するイベントを開いている。石田教授は1978年ごろから寺山と交流があり3冊の著作の編集と二つの公演のプロデュースに関わった。
同市紺屋町の旧紺屋町消防屯所では、三沢市の寺山修司記念館の協力を得てポスター展を11日まで開いている。演劇実験室「天井桟敷」の公演のポスターなど約15点が並ぶ。
8日午後1時からは、同市若党町の元武家屋敷伊東家跡で、シンポジウム・朗読会を開く。シンポジウムでは、「寺山修司、弘前から世界へ」をテーマに、思春期までを過ごした津軽で寺山は何を受け取っていたのか-などをひもとく。シンポジウムの後には、寺山作品の朗読会を行う。
シンポジウム・朗読会は入場料千円。問い合わせ・チケット購入は、めん房たけや(電話0172-36-8938)へ。