秋の彩り光が演出/弘前城菊と紅葉まつり 18日開幕

ライトアップの状況を確認する関係者ら=17日午後6時半ごろ

 弘前城菊と紅葉まつり(まつり運営委員会主催)が18日、弘前公園内「弘前城植物園」を主会場に開幕する。約千本のカエデ、2600本の桜、色とりどりの菊の花が城下の秋を彩る。11月10日までの期間中は日没から午後9時まで、園内の木々をライトアップする。17日夜、関係者が試験点灯を行った。

 ライトアップするのは東内門・石橋、二の丸丑寅櫓(うしとらやぐら)、下乗橋などの周辺。投光器は計215基使う。試験点灯では、市や弘前観光コンベンション協会の職員、弘前地区電気工事業協同組合の業者ら約10人が照明の角度などを確認した。

 市観光課の粟嶋博美課長は「今年は中堀のライトを増やし、より幻想的な演出になっている。外堀も含め、水面に浮かぶ紅葉を楽しんでいただければ」と話していた。

 まつり期間中は、弘南鉄道大鰐線を利用し、中央弘前駅で「乗車証明書」を受け取ると、植物園や本丸・北の郭(くるわ)などへの共通入園券(大人520円)が無料になる。さらに同線沿線では大鰐駅、石川駅などの駐車場が無料で開放される。土日祝日は弘前学院大学構内駐車場(約120台分)も利用できる。

 市公園緑地課によると、紅葉の見ごろは桜が今月25日ごろ、カエデが今月下旬から11月中旬、イチョウが11月初旬から15日ごろの見通し。

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