学生発 釜石スイーツ 地元カフェ、就業体験2人が考案

釜石をイメージしてスイーツを開発した小玉芽以さん(左)と林咲良さん
 釜石市上中島町のカフェ「ブルーア シエーロ」(山崎鮎子店長)はインターンシップ(就業体験)の大学生の協力を得て、釜石にちなんだスイーツを開発した。こだわりの自家焙煎(ばいせん)コーヒー「鐡(くろがね)珈琲」に合う看板メニューとして店やイベントで提供し、地域に親しまれる味に育てる。

 開発を担ったのは、上智大4年の小玉芽以さん(21)=青森県出身=と、山形大1年の林咲良さん(19)=滝沢市出身。復興庁主催の復興・創生インターンで8月下旬から1カ月間、地域の歴史や食材を学びながら立案や試作に取り組んできた。

 完成したのは、釜石市の郷土芸能虎舞をイメージしたパウンドケーキとクッキーサンド、良質な鉄鉱石のもち鉄に似せたあん玉の3種類。パウンドケーキは生地に同市甲子町産のカボチャを練り込み、チョコには隠し味で地元の藤勇醸造のみそを使用。クッキーサンドには県産リンゴをベースにしたクリームを挟んでいる。黄色と黒の食材を組み合わせることで、虎模様を表現している。

 お菓子作りが趣味の林さんは「程よい甘さにするために細かな分量の調整にこだわった」と振り返り、バリスタを目指すほどコーヒー好きの小玉さんは「すっきりとした苦みが特長の鐡珈琲に合うスイーツとして、地域の味になってほしい」と期待する。

 パウンドケーキは税込み420円で、今月下旬から店頭販売する予定。クッキーサンド、あん玉は価格と発売時期を検討中。

 午前11時~午後4時。土曜、日曜、月曜定休。問い合わせは同店(0193・23・3432)へ。

釜石市

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