航空祭で三沢市バスの休止受け無料駐車場 開設決定


 今年の「三沢基地航空祭」(9月8日)で会場と臨時駐車場を結ぶシャトルバスが運行休止となった問題で、航空祭に協力する青森県三沢市は13日、代替措置として検討してきた、計約5700台分の臨時無料駐車場を三沢空港東側に設ける-との案を正式決定した。

 臨時無料駐車場は、三沢空港温泉の前を東西に走る市道のうち、旧学校給食センター付近から県道170号との交差点付近まで約1キロの沿道に設ける。駐車後は徒歩で基地に向かいファルコンゲートかRゲートから入場する。駐車場から最寄りのファルコンゲートまで約2キロ、徒歩20~30分。関係者が要所に立ち誘導する。

 今年の臨時駐車場の開設場所は、昨年の小川原湖畔や五川目、浜三沢に比べて会場に近い。一方、そのことが原因で「市中心部が車で例年以上の大渋滞になるのでは」との懸念もある。市産業観光課は「市外から来る際は市中心部を通らず、郊外の道路を使い臨時駐車場に向かってほしい。徒歩で会場入りすることになるので、来場者には熱中症対策をして来ていただきたい」と呼び掛けている。

 臨時無料駐車場の情報は市ホームページにも掲載されている。

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