夏もドンコおいしく 大船渡・かまぼこ11日試験発売

大船渡市産のドンコを使い11日から試験販売するどんこ揚げ蒲鉾
 大船渡市の非営利型一般社団法人かたつむり(吉田定(さだむ)代表理事)は11日、同市産のエゾイソアイナメ(ドンコ)を使った商品「どんこ揚げ蒲鉾(かまぼこ)」の試験販売を開始する。同市に三陸臨海教育研究センターがある北里大が製造協力した。

 かまぼこは、かたつむりが運営する福祉作業所の利用者が手作りする。市内で水揚げされたドンコと野田村特産「のだ塩」を使用。味わい深く、弾力性に富むのが特長だ。

 冬季は鍋物の具材として市場価値が高まるドンコだが、夏季は需要が少ない。同大海洋生命科学部の渡部終五(しゅうご)特任教授(71)らは、夏季に取れたドンコに着目し2013年から練り製品の原料として活用方法を研究してきた。

 同大側と製造元のかたつむりを市が仲介。今後の本格販売も視野に入れる。渡部特任教授は「夏に漁獲されたドンコの需要が高まれば漁業者の収入向上につながる」と意義を強調。戸田公明市長も「大きな人気を得られれば新たな産業化につながる」と期待する。

 商品は42グラムのかまぼこ3個入りで1箱800円(税別)。同市三陸町越喜来の道の駅さんりくで50箱限定販売する。

大船渡市

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