「子どものための建築と空間展」(東奥日報社などでつくる実行委員会主催)が27日から、青森市の県立美術館で始まる。26日、同美術館でセレモニーと内覧会が開かれた。
同展は、明治時代から現代までの小学校校舎を中心に、先駆的かつ独創的な建築と空間を紹介。県内の3施設を含む約70施設を取り上げ、写真パネルや設計図、模型などを展示する。
県内施設は、円形校舎が親しまれた「大湊町立大湊小学校」(現むつ市、1959年竣工(しゅんこう)、98年解体)、東京大学吉武研究室が設計した「七戸町立城南小学校」(65年竣工、86年解体)、75年に建築家・故菊竹清訓氏が設計し、現在も使われる「黒石ほるぷ子ども館」を紹介している。
このほか、八戸市出身の教育者・羽仁もと子夫妻が創設し、国重要文化財に指定されている「自由学園明日館」(東京都)の模型や映像資料、弘前市出身の加藤謙一が編集長を務めた雑誌「少年倶楽部」の大型ペーパークラフト付録などを展示。県立美術館の板倉容子学芸主幹は「各時代の学校を見て、今後学校がどうあるべきかを考えてほしい」と話した。
セレモニーには約70人が出席し、関係者がテープカットして開幕を祝った。
同展は9月8日まで。観覧料は一般1500円、高校・大学生千円、中学生以下無料。7月28日午後2時から、建築家の青木淳さんと、同展を監修した長澤悟・教育環境研究所所長の対談会を開く。問い合わせは県立美術館(電話017-783-3000)へ。
同展は、明治時代から現代までの小学校校舎を中心に、先駆的かつ独創的な建築と空間を紹介。県内の3施設を含む約70施設を取り上げ、写真パネルや設計図、模型などを展示する。
県内施設は、円形校舎が親しまれた「大湊町立大湊小学校」(現むつ市、1959年竣工(しゅんこう)、98年解体)、東京大学吉武研究室が設計した「七戸町立城南小学校」(65年竣工、86年解体)、75年に建築家・故菊竹清訓氏が設計し、現在も使われる「黒石ほるぷ子ども館」を紹介している。
このほか、八戸市出身の教育者・羽仁もと子夫妻が創設し、国重要文化財に指定されている「自由学園明日館」(東京都)の模型や映像資料、弘前市出身の加藤謙一が編集長を務めた雑誌「少年倶楽部」の大型ペーパークラフト付録などを展示。県立美術館の板倉容子学芸主幹は「各時代の学校を見て、今後学校がどうあるべきかを考えてほしい」と話した。
セレモニーには約70人が出席し、関係者がテープカットして開幕を祝った。
同展は9月8日まで。観覧料は一般1500円、高校・大学生千円、中学生以下無料。7月28日午後2時から、建築家の青木淳さんと、同展を監修した長澤悟・教育環境研究所所長の対談会を開く。問い合わせは県立美術館(電話017-783-3000)へ。