先輩・西沢澄博さん(仙台フィル首席オーボエ奏者)と共演/東義吹奏楽部、11日に定期演奏会

西沢さん(右)と共に定期演奏会に向けて練習する吹奏楽部の部員や市吹奏楽団のメンバー=9日、弘前市

 青森県弘前市の東奥義塾中学・高校吹奏楽部は11日、弘前市民会館で第2回定期演奏会を開く。ゲストで出演するのは同校OBで仙台フィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者の西沢澄博(きよひろ)さん(46)=同市出身。9日は西沢さんも参加しての最後の合同練習が同校で行われた。

 吹奏楽部は部員不足から長年休部状態だったが、2024年11月に復活。OBで元陸上自衛隊第9音楽隊隊長の櫛引孝雄さん(61)を指導者に迎え、25年に第1回定期演奏会を開いた。現在は中高生25人が所属。同部顧問の今井偉之教諭(46)が西沢さんの同級生であることから話が持ち上がり、西沢さんと部員との共演が実現した。

 9日の練習には、部員のほか本番もサポートで舞台に上がる弘前市吹奏楽団のメンバーらが参加。櫛引さん指導の下、西沢さんのソロパートもある「風笛~あすかのテーマ~」など当日披露する曲のテンポや強弱を細かく調整した。西沢さんは途中で生徒に具体的な修正点を伝えるなど積極的にコミュニケーションを取りながら、曲のイメージを共有していた。

 西沢さんは「舞台に立てばみんな対等。同じ音楽家としてリスペクトを持って演奏会を楽しみたい」と話し、齊藤花歩部長(高校2年)は「練習を重ねるごとに演奏が良くなっている。一回り成長した姿を見せたい」と意欲を語った。

 西沢さんは「青い海と森の音楽祭」の顧問も務めており、今秋の音楽祭にも出演予定。音楽祭に向けては「大人たちが一つのことに真剣に取り組む姿を見て、何かを突き詰めることの大切さを感じてほしい」と語った。

 同吹奏楽部の定期演奏会は午後2時開演。入場無料。

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