青森県八戸市の八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は、秋季特別展「発掘された日本列島2026」(文化庁など主催)の地域展「出土品を遺(のこ)す・伝える~是川遺跡出土品の105年」を同館2階研修室で開催している。大正時代の泉山岩次郎、斐次郎(あやじろう)兄弟による是川遺跡の発掘調査以降、市が取り組んできた同遺跡の調査や出土品の保存管理、縄文を楽しむ活動を紹介。是川遺跡の価値を理解し、出土品を大切に保管して後世へ引き継いだ先人の熱意に触れることができる。
泉山兄弟は1920(大正9)年11月に是川遺跡の発掘を開始。35(昭和10)年ごろまで続け、収集した出土品は5千点に上る。61年、兄弟から出土品や調査資料の寄贈を受けた市は「泉山コレクション」として同館に収蔵し、保存と活用に取り組んできた。船場昌子主幹は「発掘の記録を非常に丁寧に残し、出土品の一つ一つを大切に扱っていた」と、2人の功績をたたえる。
地域展では、斐次郎直筆の原稿や発掘場所の土の断面をスケッチしたノート、出土品などを撮影した写真とガラス乾板のほか、兄弟が収集した壺形(つぼがた)土器(縄文時代晩期)など36点を展示。同館前芝生広場に設置されている1977年「あすなろ国体」の炬火(きょか)台のモデルとなった土器も公開している。
また縄文の魅力を伝える活動として、同市の千葉学園高校生活文化科の生徒が制作した縄文土器の造形をアレンジしたドレスやグッズを紹介している。
「発掘された日本列島」の観覧料は一般500円、大学・高校生150円。地域展は無料。会期はいずれも11月3日まで。
泉山兄弟は1920(大正9)年11月に是川遺跡の発掘を開始。35(昭和10)年ごろまで続け、収集した出土品は5千点に上る。61年、兄弟から出土品や調査資料の寄贈を受けた市は「泉山コレクション」として同館に収蔵し、保存と活用に取り組んできた。船場昌子主幹は「発掘の記録を非常に丁寧に残し、出土品の一つ一つを大切に扱っていた」と、2人の功績をたたえる。
地域展では、斐次郎直筆の原稿や発掘場所の土の断面をスケッチしたノート、出土品などを撮影した写真とガラス乾板のほか、兄弟が収集した壺形(つぼがた)土器(縄文時代晩期)など36点を展示。同館前芝生広場に設置されている1977年「あすなろ国体」の炬火(きょか)台のモデルとなった土器も公開している。
また縄文の魅力を伝える活動として、同市の千葉学園高校生活文化科の生徒が制作した縄文土器の造形をアレンジしたドレスやグッズを紹介している。
「発掘された日本列島」の観覧料は一般500円、大学・高校生150円。地域展は無料。会期はいずれも11月3日まで。