春の院展、美術ファンら秀作堪能 秋田市・アトリオンであすまで

美術ファンでにぎわう春の院展・秋田展。入選した立花さん(手前左)が来場者と交流した
 秋田市中通のアトリオンで開催中の「第81回春の院展・秋田展」(秋田魁新報社、日本美術院主催)は、6日が最終日。大型連休中の4日も多くの美術ファンが足を運び、現代日本画壇の秀作の数々を鑑賞した。

 秋田展では、美術院同人の作品32点、本県関係者6人の入選作など計133点を展示している。

 4日は、星峠の棚田(新潟県十日町市)の日の入りを描いた「なごり」で入選した立花智美さん(49)=秋田市=が来場者と交流した。「光のきらめきを金箔(きんぱく)で表現していて美しい」「懐かしい感じがする」などと来場者から声をかけられ、立花さんは「面と向かって感想をもらえてうれしい。見る人によって受け止め方はさまざまだと思う。自由に感じてほしい」と語った。

 展示作品を丹念に眺めたり、写真に収めたりする来場者の姿も見られた。毎年家族と訪れているという佐藤タツエさん(85)=同市=は「すてきな作品ばかりで胸がドキドキする」と笑顔。娘の長谷山和子さん(54)=同市=は「身近な場所で全国規模の展覧会が見られてありがたい。好きな作家さんがいるので、今年もその人の温かい作風を感じられて良かった」と話した。

 午前10時~午後5時(最終日は4時、入場は終了の30分前まで)。会場内の撮影は自由。入場料一般1200円。大学生は当日窓口で学生証を提示すると半額。高校生以下無料。千秋美術館で開催中の「tupera tuperaのキニナルアニマル絵本原画展」(7月5日まで)との相互割引あり。

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