「大曲の花火」夜空に大輪1万8千発 音と光で平和の祈り

希望と平和への祈りを表現した大会提供花火=大仙市の雄物川河川敷
 第97回全国花火競技大会「大曲の花火」が30日、秋田県大仙市の雄物川河川敷「大曲の花火」公園で開かれた。約1万8千発を打ち上げ、夜空に光の大輪を咲かせた。呼び物の大会提供花火は、フィンランドの独立運動を象徴するシベリウスの交響詩「フィンランディア」に合わせて約2200発を打ち上げ、希望と平和への祈りを表現した。大曲商工会議所と市の主催。

 大会提供花火は、地元大仙市の4社が幅約900メートルのスターマインを披露。音楽と花火を融合させ、フィンランディアの世界観を演出した。

 夜花火の競技には県内外の28社が出場。10号玉で真円を描く「芯入り割物」1発、同じく10号玉による「自由玉」1発、「創造花火」1組の3部門で芸術性や完成度の高さを競った。

 花火が上がるたびに観覧会場は歓声と拍手でどよめき、「打ち止め」後は雄物川対岸の花火師たちと観客がペンライトを振って交流した。

 夜花火に先立つ昼花火の部では28社が技術を競った。

 有料観覧席は前年並みの約10万人分を用意し、満席となった。内閣総理大臣賞などの大会結果は31日に発表される。

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