岩手県二戸市福岡の呑香(とんこう)稲荷神社(小保内威彦(あきひこ)宮司)は4日、革製のお守りに印を打つ「御刻印」の受け入れを始める。スタンプラリーのように各地を巡って参拝の証しを集める、全国のライダーに人気のプロジェクト。本県での受け入れは初めてで、地域の観光振興にも一役買いそうだ。

長さ23センチのベルト状のお守りに最大8個の印を打つことができ、巡る順番や押し方でオリジナルの一本が出来上がる。バイクのハンドルや手首に巻いて飾る。
プロジェクトはオートバイ好きの寺社関係者の発案により、2021年7月に宮城、静岡、高知など7県の8寺社で開始。運営するロードマニアジャパン(浜松市)によると、4日時点で29都道県の79寺社に広がるが本県での参加は初めて。青森、秋田もない。
呑香稲荷神社の印は、二戸まつりで運行するみこしの形にちなみ六角形。呑香はアイヌ語が由来で、トンは「輝く」、コは「日」を意味し、下部の斜線は日が差し込む様子を表した。
小保内宮司(44)は24年9月に交流サイト(SNS)で取り組みを知り、宮城県の神社を見学。「一日100台来た」という人気ぶりに驚き、受け入れの準備を進めてきた。小保内宮司は「全国から本県や二戸地域を訪れ、魅力を知ってもらうきっかけにしたい」とし期待する。
刻印は300円。呑香稲荷神社の御刻印入りお守りは1本3500円。同神社の受付は午前9時~午後4時。問い合わせは同神社(0195-23-2042)へ。
プロジェクトはオートバイ好きの寺社関係者の発案により、2021年7月に宮城、静岡、高知など7県の8寺社で開始。運営するロードマニアジャパン(浜松市)によると、4日時点で29都道県の79寺社に広がるが本県での参加は初めて。青森、秋田もない。
呑香稲荷神社の印は、二戸まつりで運行するみこしの形にちなみ六角形。呑香はアイヌ語が由来で、トンは「輝く」、コは「日」を意味し、下部の斜線は日が差し込む様子を表した。
小保内宮司(44)は24年9月に交流サイト(SNS)で取り組みを知り、宮城県の神社を見学。「一日100台来た」という人気ぶりに驚き、受け入れの準備を進めてきた。小保内宮司は「全国から本県や二戸地域を訪れ、魅力を知ってもらうきっかけにしたい」とし期待する。
刻印は300円。呑香稲荷神社の御刻印入りお守りは1本3500円。同神社の受付は午前9時~午後4時。問い合わせは同神社(0195-23-2042)へ。