青森ねぶた祭が2日夜、青森市中心部で開幕した。梅雨明けにふさわしい絶好の祭り日和となった初日は、大型ねぶた15台と子供ねぶた・担ぎねぶた8台が出陣。勇壮な武者人形が見えを切り、乱舞するハネトの波が沿道を沸かせ、北国の夏は一気に熱を帯びた。
午後7時の号砲を合図に、各団体の一番笛が鳴り響く。笛の音色に、太鼓の力強い打音と手びらがねの小気味よいリズムが重なった。そして悠々と姿を現した炎の武者が、祭りの花形「扇子持ち」の采配に合わせて夏の夜空を焦がす。大勢のハネトたちが「ラッセラー」と声をからし、力強く飛び跳ねた。
2度目の観覧という札幌市のフリーランス三上小夜香(さやか)さん(38)は「昨年よりも盛り上がっていて、いよいよ夏だなという感じ。3日はハネトとして参加する予定で、夏を満喫して帰りたい」と笑顔。岡山市から初めて訪れた無職藤田豊さん(63)は「迫力満点で最高。ねぶたも色合いがさまざまで感動した」と語った。
今年の夜間運行では、一つの地点から順番にスタートさせるこれまでの「吹き流し方式」を一部改め、開始地点を2カ所にする「2点スタート方式」を導入した。会期は7日まで。青森ねぶた祭実行委員会によると、今年も昨年同様、当日の人出は翌日に発表する。
2日目を迎えた弘前ねぷたまつりは、弘前市中心部の土手町コースで審査合同運行を行った。津軽情っ張り大太鼓の先導で大小31台の扇ねぷたや組ねぷたが出陣。「ヤーヤドー」の迫力ある声を響き渡らせ、観客を魅了した。人出は祭り終了後に発表する。
八戸三社大祭は中日を迎え、山車の夜間運行を行った。個性豊かな27台の山車が市中心街を練り歩き、約27万1千人(大祭本部発表)の観衆を魅了した。
午後7時の号砲を合図に、各団体の一番笛が鳴り響く。笛の音色に、太鼓の力強い打音と手びらがねの小気味よいリズムが重なった。そして悠々と姿を現した炎の武者が、祭りの花形「扇子持ち」の采配に合わせて夏の夜空を焦がす。大勢のハネトたちが「ラッセラー」と声をからし、力強く飛び跳ねた。
2度目の観覧という札幌市のフリーランス三上小夜香(さやか)さん(38)は「昨年よりも盛り上がっていて、いよいよ夏だなという感じ。3日はハネトとして参加する予定で、夏を満喫して帰りたい」と笑顔。岡山市から初めて訪れた無職藤田豊さん(63)は「迫力満点で最高。ねぶたも色合いがさまざまで感動した」と語った。
今年の夜間運行では、一つの地点から順番にスタートさせるこれまでの「吹き流し方式」を一部改め、開始地点を2カ所にする「2点スタート方式」を導入した。会期は7日まで。青森ねぶた祭実行委員会によると、今年も昨年同様、当日の人出は翌日に発表する。
2日目を迎えた弘前ねぷたまつりは、弘前市中心部の土手町コースで審査合同運行を行った。津軽情っ張り大太鼓の先導で大小31台の扇ねぷたや組ねぷたが出陣。「ヤーヤドー」の迫力ある声を響き渡らせ、観客を魅了した。人出は祭り終了後に発表する。
八戸三社大祭は中日を迎え、山車の夜間運行を行った。個性豊かな27台の山車が市中心街を練り歩き、約27万1千人(大祭本部発表)の観衆を魅了した。