
岩手県の平泉文化遺産センター(高橋国博館長)は、特別展「写真と発掘から見る中尊寺」を開いている。昭和30年代に撮影された金色堂の写真や発掘調査で出土した遺物など計100点ほどを展示。金色堂建立900年の節目に、昔の姿に思いを巡らせることができる。
B1サイズの写真が20枚ほど並び、一番古いものは、明治天皇が訪れた1876(明治9)年に撮影された1枚。旧覆堂が映っている最古の写真とされている。山形県酒田市出身の写真家土門拳さん(1909~90年)の作品も目玉の一つ。静寂の中で雪をかぶった旧覆堂を、当時は珍しいカラー写真で収めている。
12月1日まで。午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。入場無料。期間中、一部展示を入れ替える。
B1サイズの写真が20枚ほど並び、一番古いものは、明治天皇が訪れた1876(明治9)年に撮影された1枚。旧覆堂が映っている最古の写真とされている。山形県酒田市出身の写真家土門拳さん(1909~90年)の作品も目玉の一つ。静寂の中で雪をかぶった旧覆堂を、当時は珍しいカラー写真で収めている。
12月1日まで。午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。入場無料。期間中、一部展示を入れ替える。