
ボイラーの故障により、今年2月から3カ月半休業していた青森県弘前市桜ケ丘の「桜ケ丘温泉」が12日、営業を再開した。住宅街にある小さな温泉ながら、地域では珍しいという硫黄泉で根強いファンが多い。経営する佐藤晃さん(70)は「お客さんのためにも、もう一回、無理してでも営業を再開したいという気持ちがあった。またうちの湯を楽しんでもらえたら」と笑顔で話す。
桜ケ丘温泉は1974年に銭湯として開業した前身の「姫の湯」時代も合わせると、半世紀にわたって営業を続けてきた。源泉は41.2度だが、ボイラーを使い、佐藤さんの「こだわり」という42.5度まで温度を上げている。しかし、昨年からボイラーの不調により、度々休業を余儀なくされていた。
「70歳を過ぎてからの再出発には悩む部分もあった」と話す佐藤さん。しかし、再開を求める電話や、経営を継ぐ息子の存在に背中を押され、「外車が買えるくらい」の金額をかけてボイラーを買い換えたという。
12日の営業再開日には待ちわびた多くの客から、「待っていました」「ここの風呂が一番」と声をかけられたという佐藤さんは、「お客さんが喜んでくれるのを見ると、再開して良かったと心から思う」と話した。
入浴料は大人430円、火曜日が定休。
桜ケ丘温泉は1974年に銭湯として開業した前身の「姫の湯」時代も合わせると、半世紀にわたって営業を続けてきた。源泉は41.2度だが、ボイラーを使い、佐藤さんの「こだわり」という42.5度まで温度を上げている。しかし、昨年からボイラーの不調により、度々休業を余儀なくされていた。
「70歳を過ぎてからの再出発には悩む部分もあった」と話す佐藤さん。しかし、再開を求める電話や、経営を継ぐ息子の存在に背中を押され、「外車が買えるくらい」の金額をかけてボイラーを買い換えたという。
12日の営業再開日には待ちわびた多くの客から、「待っていました」「ここの風呂が一番」と声をかけられたという佐藤さんは、「お客さんが喜んでくれるのを見ると、再開して良かったと心から思う」と話した。
入浴料は大人430円、火曜日が定休。

