どの教科書気に入った? 弘前で販売会、8日まで

全国の学校で使われる教科書が一堂に並ぶ販売会場

 全国の小中学校・高校で使われている教科書を一堂に集めた展示販売会が5日、弘前市外崎の青森県図書教育用品(今泉規史=のりふみ=社長)の倉庫で始まった。歴史や国語、数学のほか、果樹栽培や観光ビジネスを学べる教科書など幅広く取りそろえた。8日まで。

 同社が主催。検定済み教科書はその年の生徒数に合わせて作られるため、通常の書店で並ぶことが少ない。販売会では、生徒数の減少により余剰となった教科書を一般向けに販売する。同社は県内で唯一、教科書の供給・販売を担う総代理店業務を行っている。

 会場には、約500種類、計5000冊以上の教科書が並ぶ。今泉社長によると、2017年の販売会開始以来、毎年地図帳が「不動の1位」。ほかに、リンゴなどの果樹栽培や法律、食品管理が学べる教科書も人気だ。

 今泉社長は「60~70代の来場者が多く、1時間以上滞在する人も珍しくない」と話す。開催時間は午前10時~午後4時。会場は弘前市外崎3丁目3の22、電話は0172-27-8811。

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