日欧の美が融合したガラス工芸 盛岡・カワトクで芸術展

繊細で華やかな作品が並ぶ黒木国昭さんの「ガラス芸術展」
 「現代の名工」のガラス工芸作家、黒木国昭さん(79)のガラス芸術展(岩手日報社主催)は23日、盛岡市菜園のカワトク7階催事場で始まった。「創作60年~未来につなぐ輝きの世界~」をテーマに、西洋のガラスと日本の美が融合した華やかな作品約150点が来場者を魅了する。

 尾形光琳に代表される「琳派」に影響を受けて制作を続けてきた絢爛(けんらん)豪華な「光琳」や、工房を構える宮崎県綾町の壮大な照葉樹林をイメージした「綾切子」シリーズなどがずらりと並ぶ。黒木さんのまな弟子で後継者の谷口栄さん(53)の作品も展示している。

 28日まで。午前10時~午後7時(最終日は同5時)。

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