フェライト館がリニューアル! 楽しいアトラクション追加

電磁石の原理を利用した「マグネットサーカス」
 秋田県にかほ市平沢の「フェライト子ども科学館」が今月、リニューアルオープンした。磁力をテーマにした二つのアトラクションを導入。老朽化した館内設備を改修した。学校の春休み期間中は休館日を設けずに開館する。

 同館は、にかほ市出身で電子部品大手TDKを創業した斎藤憲三の生誕100年を記念し1998年にオープン。同社の2代目社長を務めた山崎貞一氏が旧仁賀保町に寄付した3億円を原資とする「山崎科学教育振興基金」を活用して市が運営している。今回のリニューアルには5500万円を充てた。

 新たに追加されたアトラクションのうち、「マグネットサーカス」は電磁石の原理を利用したもの。センサーが搭載されたリングにボールを投げ込み、入ると画面上に設置された装置に電気が流れる。装置内の鉄が電気によって磁力を持ち、バネが動くことでバーが動き、バーの上にいる小人たちがブランコや風船で動く仕組み。

 「ペタペタマグネット」はご当地ヒーローの超神ネイガーとコラボした。来場者自らが磁石になりきり、ねじやフライパンなどをいくつ吸い付けられるか競う。ネイガーが案内役を務め、モニターに鳥海山やにかほ市の街並みが映し出されるのも見どころだ。

 月曜日は休館日だが、25日と4月1日は春休みに合わせて開館する。鎌田昭義館長は「アトラクションを楽しみながら、科学の分野に興味を持つきっかけにしてほしい」と話している。

 午前9時~午後5時(受け付けは4時まで)。高校生以上500円、小中学生300円、未就学児無料。問い合わせは同館TEL0184・32・3150

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