青森県弘前市の冬の一大イベント「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」が9日、弘前公園で開幕する。暖冬の今年は関係者が雪集めに腐心。例年よりやや規模を縮小しつつも、何とか雪灯籠と雪像が出来上がり、予定通りの開催にこぎ着けた。8日、まつりの目玉・大雪像のプロジェクションマッピングや雪灯籠の試験点灯が行われた。
今年の大雪像「函館ハリストス正教会」は、高さ10.5メートル、幅12メートル(ともに台座含む)で、陸上自衛隊弘前駐屯地の隊員65人が約1カ月かけて制作した。肝心の雪は岩木山麓からトラックで運び込んだ。
プロジェクションマッピングの試験点灯では、大雪像に鮮やかな映像が次々に映し出された。藤崎町出身の隊員三上竜典(りゅうすけ)さん(29)は「何とか形になって良かった。映像が映ると感動した」と話した。
園内には市民らが制作した雪灯籠もずらり。日没を迎えると雪灯籠やミニかまくらに明かりがともり、日中とはひと味違う幻想的な雰囲気となった。
まつりは12日まで。プロジェクションマッピングは、毎日午後6時から8時ごろまで20分間隔で上映する。雪不足のため、子どもたちに大人気の雪のすべり台は1基のみ制作。「HIROSAKI」の字を立体化したスノーオブジェの制作は見送った。
今年の大雪像「函館ハリストス正教会」は、高さ10.5メートル、幅12メートル(ともに台座含む)で、陸上自衛隊弘前駐屯地の隊員65人が約1カ月かけて制作した。肝心の雪は岩木山麓からトラックで運び込んだ。
プロジェクションマッピングの試験点灯では、大雪像に鮮やかな映像が次々に映し出された。藤崎町出身の隊員三上竜典(りゅうすけ)さん(29)は「何とか形になって良かった。映像が映ると感動した」と話した。
園内には市民らが制作した雪灯籠もずらり。日没を迎えると雪灯籠やミニかまくらに明かりがともり、日中とはひと味違う幻想的な雰囲気となった。
まつりは12日まで。プロジェクションマッピングは、毎日午後6時から8時ごろまで20分間隔で上映する。雪不足のため、子どもたちに大人気の雪のすべり台は1基のみ制作。「HIROSAKI」の字を立体化したスノーオブジェの制作は見送った。