
秋田県男鹿市の北浦地区と八峰町の八森漁港で9日朝、季節ハタハタが水揚げされた。今年初めての水揚げで昨年より3日遅い。北浦地区で12キロ、八森漁港で6キロが揚がり、それぞれ10日の初競りにかけられる。「先発隊」とは言えない量だが、漁師からは安堵(あんど)や期待の声が聞かれた。
季節ハタハタ漁は、産卵のため接岸する魚群を小型定置網や刺し網で取る。まとまった水揚げがあり、初競りが開かれる日が初漁とされる。県水産振興センター(男鹿市)は、今季の初漁を2日ごろと予測していた。
北浦地区の相川漁港では、しけが落ち着いた8日午後に漁師がモニタリング用の網を仕掛け、9日朝に雄雌のハタハタなどがかかった。漁師の上野一廣さん(73)は「これでいくらかは接岸が期待できる。よかった」と安心した様子だった。
八森漁港では9日朝、3船で水揚げがあった。県漁業協同組合北部支所によると、全長20センチ前後の3歳魚が中心で、全て雌だった。この日、11匹が網にかかったという漁師の庄内章さん(67)は「最初はこんなもの。10匹が20匹、50匹と増えていくはず」と前向きに語った。
季節ハタハタ漁は、産卵のため接岸する魚群を小型定置網や刺し網で取る。まとまった水揚げがあり、初競りが開かれる日が初漁とされる。県水産振興センター(男鹿市)は、今季の初漁を2日ごろと予測していた。
北浦地区の相川漁港では、しけが落ち着いた8日午後に漁師がモニタリング用の網を仕掛け、9日朝に雄雌のハタハタなどがかかった。漁師の上野一廣さん(73)は「これでいくらかは接岸が期待できる。よかった」と安心した様子だった。
八森漁港では9日朝、3船で水揚げがあった。県漁業協同組合北部支所によると、全長20センチ前後の3歳魚が中心で、全て雌だった。この日、11匹が網にかかったという漁師の庄内章さん(67)は「最初はこんなもの。10匹が20匹、50匹と増えていくはず」と前向きに語った。