青森県観光国際交流機構はこの春から、藩政時代からの刀鍛冶の伝統を受け継ぐ二唐刃物鍛造所(弘前市)で刀鍛冶技術を体験する旅行商品の販売を始める。3月25日、同社の工場で試験的にペーパーナイフ制作の体験会を開いた。
職人の吉澤剛さん(36)による指導の下、観光に携わっているクランピオニー津軽の渡邊幹人さん(31)と県誘客交流課に所属する中国からの国際交流員劉魯鈺(リュウ・ルウ)さん(25)の2人が体験した。
赤くなるまで炉で熱した鉄をたたいて耐久性や切れ味の持続性を高める鍛造や、自分の名前彫り、刃を磨く作業を体験。約2時間で自分だけのペーパーナイフを作り上げた。
劉さんは「中国でも体験を求めて観光に行く人が多い傾向がある。日本の職人精神も人気」と話した。
同機構の佐藤満事務局長は「見るだけでなく体験する観光で地域の魅力を発見してもらいたい。観光客だけでなく地元の人も参加することで理解を深めて愛着が湧く。いずれは海外からの観光客もターゲットにしていきたい」と語った。
体験会は4月から不定期で土曜日に開く。体験料は1人2万円(税込み)で、10日前までに予約が必要。受け付けは同機構のウェブサイト「アオモリ リアル トラベル」で。
職人の吉澤剛さん(36)による指導の下、観光に携わっているクランピオニー津軽の渡邊幹人さん(31)と県誘客交流課に所属する中国からの国際交流員劉魯鈺(リュウ・ルウ)さん(25)の2人が体験した。
赤くなるまで炉で熱した鉄をたたいて耐久性や切れ味の持続性を高める鍛造や、自分の名前彫り、刃を磨く作業を体験。約2時間で自分だけのペーパーナイフを作り上げた。
劉さんは「中国でも体験を求めて観光に行く人が多い傾向がある。日本の職人精神も人気」と話した。
同機構の佐藤満事務局長は「見るだけでなく体験する観光で地域の魅力を発見してもらいたい。観光客だけでなく地元の人も参加することで理解を深めて愛着が湧く。いずれは海外からの観光客もターゲットにしていきたい」と語った。
体験会は4月から不定期で土曜日に開く。体験料は1人2万円(税込み)で、10日前までに予約が必要。受け付けは同機構のウェブサイト「アオモリ リアル トラベル」で。