「盛岡つなぎ温泉」に名称変更 知名度アップ、にぎわい創出へ

つなぎ温泉で足湯を楽しむ利用客。「盛岡つなぎ温泉」に名称変更し、さらなる誘客を図る=27日、盛岡市繋
 千年近い歴史を誇る盛岡市のつなぎ温泉は4月1日、「盛岡つなぎ温泉」に名称変更する。米有力紙に取り上げられたことで同市の注目度が急上昇する中、伝統の名称に盛岡を冠する好機と、31事業者による地元観光協会が決断した。温泉が市内にあると伝わらなかったケースもあったが、市中心部から近いとの発信を強化。国内外の誘客だけでなく、交流促進や地域のにぎわい創出も目指す。

 27日の同温泉は平日ながら、春休みの親子連れや県外の観光客が見られた。愛真館前の足湯では、宮城県からの客や地元の子どもたちが湯を楽しんだ。

 名称変更は、旅館・ホテル、飲食業者が加盟するつなぎ温泉観光協会(菊地善雄会長)が決定した。これまでも「盛岡の奥座敷」とされたが、地元以外の知名度不足、場所がイメージしづらいことが課題だった。

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