秋田県男鹿市の男鹿水族館GAOの館内が一部リニューアルされ、約100人が収容可能な多目的ホールや子どもの遊び場が整備された。24日に内覧会が開かれ、地元の子どもたちが真新しい遊具で遊び歓声を響かせた。新しいエリアは25日にオープンする。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で高まる県内や近隣県からの教育旅行需要を取り込もうと、県が約2億6千万円を投じて改修した。
多目的ホールでは海の生き物などの映像を流しながら飼育員が解説したり、来園した児童生徒がワークショップを開いたりできる。大人数でまとまって食事を取ることも可能になった。
新設のコーナーには、国連の持続可能な開発目標(SDGs)や海洋ごみ、マイクロプラスチックを学べるパネルを設置し、GAO近くに打ち上げられた実際の漂着ごみも展示。生き物に直接触れられる「タッチプール」付近にはカウンターを新設し、スタッフの解説を聞きながら楽しんでもらえるようになったほか、顕微鏡や虫眼鏡でプランクトンなど小さな生き物を観察するコーナーも用意した。
ファミリー層をターゲットに、子ども向けの遊具が並ぶ「GAOっこひろば」も整備した。滑り台やボールプール、マグネットを使ったパズルや釣り堀などがあり、天候や季節を問わない子どもの遊び場としての機能も備わった。
この日の内覧会で遊具を体験した船川保育園の加賀珠季(たまき)ちゃん(5)は「いろいろ遊べてすごく楽しい」と夢中になっていた。
GAOの本川博人館長(46)は「多人数での教育旅行などにも対応できるようになった。子ども向けの新しいコーナーも整備され、今までにない楽しみ方もできるので、ぜひたくさんの方に来てほしい」と話した。
新エリアは3月中はプレオープン期間とし、調整のため入れない時間帯が生じる可能性がある。4月1日に本格オープンする。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で高まる県内や近隣県からの教育旅行需要を取り込もうと、県が約2億6千万円を投じて改修した。
多目的ホールでは海の生き物などの映像を流しながら飼育員が解説したり、来園した児童生徒がワークショップを開いたりできる。大人数でまとまって食事を取ることも可能になった。
新設のコーナーには、国連の持続可能な開発目標(SDGs)や海洋ごみ、マイクロプラスチックを学べるパネルを設置し、GAO近くに打ち上げられた実際の漂着ごみも展示。生き物に直接触れられる「タッチプール」付近にはカウンターを新設し、スタッフの解説を聞きながら楽しんでもらえるようになったほか、顕微鏡や虫眼鏡でプランクトンなど小さな生き物を観察するコーナーも用意した。
ファミリー層をターゲットに、子ども向けの遊具が並ぶ「GAOっこひろば」も整備した。滑り台やボールプール、マグネットを使ったパズルや釣り堀などがあり、天候や季節を問わない子どもの遊び場としての機能も備わった。
この日の内覧会で遊具を体験した船川保育園の加賀珠季(たまき)ちゃん(5)は「いろいろ遊べてすごく楽しい」と夢中になっていた。
GAOの本川博人館長(46)は「多人数での教育旅行などにも対応できるようになった。子ども向けの新しいコーナーも整備され、今までにない楽しみ方もできるので、ぜひたくさんの方に来てほしい」と話した。
新エリアは3月中はプレオープン期間とし、調整のため入れない時間帯が生じる可能性がある。4月1日に本格オープンする。