名物寒ざらしそば味わって 西和賀町内外の5店舗でまつり

風味豊かなそばを味わえる湯夢プラザの「春の先取り寒ざらしセット」
 西和賀の寒ざらしそばまつり(実行委主催)は19日まで、西和賀町内外の5店舗で開かれている。地元産のソバの実を冬季の冷水に浸し、寒風で乾燥させた名物で、風味豊かな味わいを楽しめる。

 寒ざらしそばを仕込む実行委事務局の西和賀産業公社によると、2022年度の作付面積(同公社扱い分)は約127ヘクタールで、収穫量は64・6トン。うち900キロ程度を寒ざらしそばとした。秋に収穫したソバに手間を加えるとあくや渋みが抜け、甘みと風味が増す。舌触りも良くなるのも特徴だ。

 同町川尻の十割そばの店湯夢(ゆめ)プラザ(千田賢司店長)では、期間限定メニュー「春の先取り寒ざらしセット」(1200円)を提供。1日30食限定で、山菜を含む天ぷらやばっけみそのおにぎり、切り干し大根の小鉢も堪能できる。寒ざらしのもりそばやかけそば(各850円)も提供し、他のそばも100円増しで寒ざらしに変更できる。

 食事した人には、期間中に町内の温泉施設や飲食店などで使える割引券を配布している。問い合わせは同公社(0197・82・2211)へ。

西和賀町

秋田
JR北上線、無料開放スタート にぎわう駅舎、利用促進の機会に
岩手
JR北上線の無料開放は11月9~12日 乗車票、促進協が事前配布
岩手
雪室そば、祭りで味わって 西和賀、道の駅錦秋湖では熊肉も
岩手
風土と融合、木工など展示 西和賀・ツキザワの家で15日まで
岩手
全国初、ふるさとブックオフ開店 西和賀・湯本屋内温泉プール