青森県弘前市の歓楽街・鍛冶町にある飲食・商業施設「城東閣」のテナントでつくる「城東閣つながる小路振興会」は18日、弘前藩初代藩主・津軽為信の氷像を同施設に設置した。弘前のまちづくりの基礎となる「町割り」を為信が最初に命じてから今年で420年になるのを記念した。天候によるが、施設入り口に立つ高さ約3メートルの為信像は今後1週間ほど楽しめるという。
五所川原市の製氷会社から、パーツごとに成形された氷を運び込んで組み立てた。氷点下の冷え込みの中、約10人が作業を進め、組み立て後にのこぎりやのみで氷を削って微調整した。
為信が最初に町割りを命じたのは1603(慶長8)年。今年と同じ癸卯(みずのとう)だった。城東閣運営会社の藤田あつ志さん(49)は、ライトアップされた為信像を見上げ、「馬に乗って城下にやってくる姿をイメージした。節目の年に、為信が市内に元気や希望を与えてくれたら」と願いを込めた。
氷像は、城東閣の場所に昭和初期まで天然氷を保管する蔵が立っていたことにちなみ、2021年から毎年設置している。今年は為信像に加え、干支(えと)のウサギや灯籠をかたどった氷像も設置している。
五所川原市の製氷会社から、パーツごとに成形された氷を運び込んで組み立てた。氷点下の冷え込みの中、約10人が作業を進め、組み立て後にのこぎりやのみで氷を削って微調整した。
為信が最初に町割りを命じたのは1603(慶長8)年。今年と同じ癸卯(みずのとう)だった。城東閣運営会社の藤田あつ志さん(49)は、ライトアップされた為信像を見上げ、「馬に乗って城下にやってくる姿をイメージした。節目の年に、為信が市内に元気や希望を与えてくれたら」と願いを込めた。
氷像は、城東閣の場所に昭和初期まで天然氷を保管する蔵が立っていたことにちなみ、2021年から毎年設置している。今年は為信像に加え、干支(えと)のウサギや灯籠をかたどった氷像も設置している。