古着業界を盛り上げ青森市中心街を活気づけようと、市内の古着店が協力し、にぎわいづくりに挑んでいる。昨年12月には各店が一堂に会し、お薦めの品を販売する「FURUGI FES(古着フェス)」を初めて開催。2月にも催すことにしている。発起人で古着店「ESSENCE(エッセンス)」=同市古川=を営む三浦裕行さん(40)は「たくさん服屋があった昔のように、元気な中心街にしたい」と意気込む。
フェスは昨年12月18日、同市の青森商工会議所会館1階にある創業支援拠点「あおもりスタートアップセンター(あおスタ)」で開かれた。市内の5店が、ビギナーでも着こなしやすいパーカやTシャツなどを中心に並べ、フェス限定の割引商品も販売。悪天候にもかかわらず途切れることなく人々が訪れ、フェスの売り上げは1日で60万円近くになった。
あおスタなどによると、年代物の味わいや好みの服を探す楽しみなどから、古着は近年ブームになっている。こうした中、青森市でもここ1、2年で古着店が相次いでオープン。以前から古着を集めていた三浦さんも、あおスタの創業支援を受ける形で、昨年6月に中心街の「夜店通り」近くに店を構えた。
三浦さんの高校時代、夜店通りにはブランドファッションの店が多くあり、若者でにぎわっていたという。しかし、市内へのファストファッションの進出などとともに空き店舗が増え、人通りも減った。
「青森を古着屋が立ち並ぶ『古着の街』にしたい」と夢を描く三浦さんは、市内の各店に声をかけ、フェスを企画。四つの店とあおスタの協力を得る形で開催にこぎ着けた。
2回目のフェスは、2月12日に同じあおスタで開催する。その後も場所と形を変えながら催しを続け、市外や県外の古着店も集まるイベントにすることを目指す。既にインスタグラムでも各店が連携し、積極的に発信している。
三浦さんの起業を支援した「あおスタ」の村上雅章チーフコーディネーターは「こうして自発的に集まって開くイベントが理想。売る方も買う方も楽しいと街が元気になる」と語り、今後の展開に期待を寄せる。
三浦さんは「ビンテージの古着は、コレクションとしても実際に着ても楽しめる。その魅力を知ってほしい。フェスを開くことで中心街に人の流れが生まれたら」と話している。
フェスは昨年12月18日、同市の青森商工会議所会館1階にある創業支援拠点「あおもりスタートアップセンター(あおスタ)」で開かれた。市内の5店が、ビギナーでも着こなしやすいパーカやTシャツなどを中心に並べ、フェス限定の割引商品も販売。悪天候にもかかわらず途切れることなく人々が訪れ、フェスの売り上げは1日で60万円近くになった。
あおスタなどによると、年代物の味わいや好みの服を探す楽しみなどから、古着は近年ブームになっている。こうした中、青森市でもここ1、2年で古着店が相次いでオープン。以前から古着を集めていた三浦さんも、あおスタの創業支援を受ける形で、昨年6月に中心街の「夜店通り」近くに店を構えた。
三浦さんの高校時代、夜店通りにはブランドファッションの店が多くあり、若者でにぎわっていたという。しかし、市内へのファストファッションの進出などとともに空き店舗が増え、人通りも減った。
「青森を古着屋が立ち並ぶ『古着の街』にしたい」と夢を描く三浦さんは、市内の各店に声をかけ、フェスを企画。四つの店とあおスタの協力を得る形で開催にこぎ着けた。
2回目のフェスは、2月12日に同じあおスタで開催する。その後も場所と形を変えながら催しを続け、市外や県外の古着店も集まるイベントにすることを目指す。既にインスタグラムでも各店が連携し、積極的に発信している。
三浦さんの起業を支援した「あおスタ」の村上雅章チーフコーディネーターは「こうして自発的に集まって開くイベントが理想。売る方も買う方も楽しいと街が元気になる」と語り、今後の展開に期待を寄せる。
三浦さんは「ビンテージの古着は、コレクションとしても実際に着ても楽しめる。その魅力を知ってほしい。フェスを開くことで中心街に人の流れが生まれたら」と話している。