ねぶた面を弘前市に寄贈、ねぷたと“共演”

弘前市役所2階に展示されているねぶたの面。左が花和尚魯智深、右が九紋龍史進。奥にはねぷた絵が見える

 青森ねぶたの運行団体「青森菱友(りょうゆう)会ねぶた実行委員会」(林均代表)は18日、弘前ねぷたが文献登場から今年で300年の節目を迎えたことを祝い、弘前市にねぶたの面2体を寄贈した。

 面を制作したのは、最優秀制作者賞など数々の賞を受けている青森市の竹浪比呂央さん(62)。新型コロナウイルスの影響で青森ねぶた祭が2年連続で中止となった昨年、青森市で8月下旬に行われた代替事業でお披露目したねぶた「雪の瓦罐寺(がかんじ)」の面を取り外し、弘前市役所2階に運び込んだ。

 面の題材は、ねぷた絵に取り上げられることも多い水滸伝の豪傑「九紋龍史進(くもんりゅうししん)」と「花和尚魯智深(かおしょうろちしん)」。寄贈の式典で竹浪さんは「弘前で面に明かりをともせてうれしい。青森と弘前が両輪となって世界に文化を発信したい」とあいさつした。

 林代表に感謝状を贈った桜田宏弘前市長は「市役所に飾れたことは感慨深い。多くの皆さんにご覧いただきたい」と語った。

 2体の面の背後には、弘前市のねぷた絵師・三浦呑龍(どんりゅう)さん(70)が描いた「三国志許〓(きょちょ)と馬超(ばちょう)」が飾られている。展示を見届けた三浦さんは「絵とは違う立体の迫力に感動している」と話していた。

 弘前市役所2階では、8月27、28日の300年祭特別運行の写真や、ねぷたの歴史を紹介するパネル展も開かれている。

※〓は被の皮が者の異体字

弘前市

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