青森地方気象台は6日、標高の高い岩木山と八甲田山系で初冠雪を観測したと発表した。平年に比べ岩木山は15日、八甲田は13日早く、ともに昨年より11日早い冬の便りとなった。
紅葉シーズンを迎えている八甲田の酸ケ湯温泉や八甲田ロープウェーでは、観光客や登山客が雪化粧した山々にカメラを向ける姿が見られた。神奈川県から大岳登山に来ていた30代の女性会社員は「紅葉の時期に雪を見られるとは思わなかった。寒かったけど、木が樹氷っぽくてきれいだった」と思わぬ光景に満足した様子だった。
岩木山は同日朝、山頂から3分の1ほどが雪で白く染まった。岩木スカイラインの伊藤政希さん(30)は「一時は、8合目駐車場にシャーベット状の雪が2センチくらい積もった。この寒さで紅葉が一気に進み、週末には見ごろになるのでは」と話した。
青森地方気象台によると、同日は青森県上空1500メートル付近に11月並みの氷点下0度以下の寒気が流れ込み、23観測地点のうち11地点で最低気温が今季最低となった。各地の最低気温は酸ケ湯1.9度、三戸5.0度、むつ6.6度、八戸7.6度、弘前8.5度、青森8.8度など。
同気象台によると、県内は7日も寒気の影響が続き冷え込む。
紅葉シーズンを迎えている八甲田の酸ケ湯温泉や八甲田ロープウェーでは、観光客や登山客が雪化粧した山々にカメラを向ける姿が見られた。神奈川県から大岳登山に来ていた30代の女性会社員は「紅葉の時期に雪を見られるとは思わなかった。寒かったけど、木が樹氷っぽくてきれいだった」と思わぬ光景に満足した様子だった。
岩木山は同日朝、山頂から3分の1ほどが雪で白く染まった。岩木スカイラインの伊藤政希さん(30)は「一時は、8合目駐車場にシャーベット状の雪が2センチくらい積もった。この寒さで紅葉が一気に進み、週末には見ごろになるのでは」と話した。
青森地方気象台によると、同日は青森県上空1500メートル付近に11月並みの氷点下0度以下の寒気が流れ込み、23観測地点のうち11地点で最低気温が今季最低となった。各地の最低気温は酸ケ湯1.9度、三戸5.0度、むつ6.6度、八戸7.6度、弘前8.5度、青森8.8度など。
同気象台によると、県内は7日も寒気の影響が続き冷え込む。