秋田市楢山出身の日本画家・佐藤緋呂子(ひろこ)さん(85)=東京都調布市=の作品展が14日、秋田市中通の響画廊と大町のココラボラトリーで始まった。人物画や抽象画など、2会場で計約60点の作品が並ぶ。19日まで。
県内での個展は3年ぶり。響画廊では人物を中心とした具象画、ココラボラトリーでは抽象画を飾った。このうちココラボラトリーに展示した「Oriental temptation」と題した抽象画5点は、フランス・ストラスブールでの個展に出品。幼少期に影響を受けたという日本神話のコノハナサクヤヒメの強さと優しさを、岩絵の具や銀(ぎん)箔(ぱく)、金箔、墨といった材料で表現している。
佐藤さんは「絵の原点は生まれ育った秋田にある。秋田で得たものを少しでも表現できればと思っている」と話した。
入場無料。両会場とも午前11時~午後5時。
県内での個展は3年ぶり。響画廊では人物を中心とした具象画、ココラボラトリーでは抽象画を飾った。このうちココラボラトリーに展示した「Oriental temptation」と題した抽象画5点は、フランス・ストラスブールでの個展に出品。幼少期に影響を受けたという日本神話のコノハナサクヤヒメの強さと優しさを、岩絵の具や銀(ぎん)箔(ぱく)、金箔、墨といった材料で表現している。
佐藤さんは「絵の原点は生まれ育った秋田にある。秋田で得たものを少しでも表現できればと思っている」と話した。
入場無料。両会場とも午前11時~午後5時。