リンゴの老木を取り巻く四季と時刻の移ろいをテーマにした絵を青森県弘前市に滞在しながら描いている東京都の画家・阿部澤(たく)さん(62)が、同市りんご公園内にある旧小山内家住宅で制作の様子を公開している。14日まで。
阿部さんは、20年以上にわたりリンゴの老木をテーマにした絵を描き、代表作に「老いたるりんごの物語」などがある。4月から同市に滞在し、自身最大作となる「りんごの物語 一年と一日」の制作に取り組んでいる。縦約90センチ、横約5.5メートルの横長のキャンバスで、一本の老木を中心に春から冬、朝から夜へと移ろう様子を表現する。
同市の美術作家・鶴見弥生さん(40)をアシスタントに、雪解けの季節の朝の様子から徐々に描き進め、現在は初夏の昼間の部分に取りかかっている。
阿部さんは「目の前にリンゴの木があってリンゴの様子を見ながら作業を進められるとてもいい環境。ねぷた絵などとは違って、作業を見ていてもほとんど進んでいないように思えるかもしれないけれど、油絵はそういうものなんだと知って楽しんでもらえれば」と話した。
完成は来年1月ごろの予定。10月8~16日にも同じ場所で制作の様子を公開する。
阿部さんは、20年以上にわたりリンゴの老木をテーマにした絵を描き、代表作に「老いたるりんごの物語」などがある。4月から同市に滞在し、自身最大作となる「りんごの物語 一年と一日」の制作に取り組んでいる。縦約90センチ、横約5.5メートルの横長のキャンバスで、一本の老木を中心に春から冬、朝から夜へと移ろう様子を表現する。
同市の美術作家・鶴見弥生さん(40)をアシスタントに、雪解けの季節の朝の様子から徐々に描き進め、現在は初夏の昼間の部分に取りかかっている。
阿部さんは「目の前にリンゴの木があってリンゴの様子を見ながら作業を進められるとてもいい環境。ねぷた絵などとは違って、作業を見ていてもほとんど進んでいないように思えるかもしれないけれど、油絵はそういうものなんだと知って楽しんでもらえれば」と話した。
完成は来年1月ごろの予定。10月8~16日にも同じ場所で制作の様子を公開する。