「つがにゃん」10日から弘前駅に展示

津軽藩ねぷた村で製作が進む「つがにゃんねぷた」

 弘前ねぷたの運行が初めて文献に登場して300年の節目となる今年、青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村(中村元彦理事長)がJR秋田支社の依頼を受け、同社のキャラクター「つがにゃん」をモチーフにしたねぷた製作を進めている。同ねぷたは10日から同支社管内のJR弘前駅に展示する予定。ねぷた村はネコの日(2月22日)に発売する「招きネコねぷた」にも、つがにゃんのデザインを取り入れる。

 つがにゃんは同支社が展開する「ミート・ザ・ハート」キャンペーンで、津軽地方をPRするキャラクター。ねぷたは高さ2メートル76センチ、幅2メートル45センチ、奥行き1メートル50センチで、金魚ねぷたのずきんをかぶったデザイン。8日、弘前駅への搬入に向け大詰めの作業を行った。

 ねぷた村では季節ごとに津軽を感じさせる製品を発信しており、桃の節句に向け、ひなこけし、ひなゴマも製作する。ねぷた村の檜山和大助役は「つがにゃんねぷたをきっかけに、新型コロナ感染症収束の折にはぜひ弘前を訪れていただきたい。招きネコは一日でも早く福が舞い込むよう願いを込めた」などと話した。

22日のネコの日に合わせて販売する招きネコねぷた


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