10連休初日、青森県内冷え込み積雪も記録

咲き誇る桜の花にうっすらと積もった春の雪=27日午前9時50分、五戸町倉石

 10連休が始まった27日の青森県内は、秋田県付近に停滞した低気圧の影響で、3月上旬から下旬並みに冷え込んだ。県南地域ではみぞれや雪が降り、春と冬の入り交じる情景となった。

 青森地方気象台によると、同日各地の最高気温は十和田市休屋が2.3度、六ケ所4.4度、八戸5.0度、弘前7.3度、青森7.6度などだった。

 五戸町では26日午後から冷え込みが強まり、断続的に雨とみぞれが降った。一夜明けた27日朝には、同町と新郷村を結ぶ広域農道沿いの桜に雪がうっすらと積もる光景も見られた。

 弘前市では冬季閉鎖していた岩木山の有料道路・津軽岩木スカイライン(約9.8キロ)で27日午前7時半から安全祈願祭と開通式を実施。しかし雪が断続的に降り、一番バスは路面凍結のため全69カ所あるカーブの14カ所目を過ぎたところで折り返した。道路の開通は28日以降に見送られた。

 道路運営会社・岩木スカイラインの梅原寛社長は「開通式とともに通行止めとなり大変ご迷惑をおかけした」と述べつつ、「麓ではオオヤマザクラが開花し始めているので、桜と雪景色の岩木山を堪能いただければ」と話した。

 十和田市休屋の十和田湖畔では27日午前中まで積雪が残った。同地区でレストランを営む高瀬宗明さん(60)は「今朝積もった雪は5センチほど。この地域では数年に1回、ゴールデンウイーク中に降るので地元の人は連休明けまで冬タイヤを替えない」と慣れた様子で、「年々増える外国人客にとってはうれしい雪でも、バスのドライバーはひやひやしただろう」と話した。

 同気象台によると、寒さは28日未明まで続くが、県内は明け方から晴れ始め、日中の気温は平年並みとなる見込み。

岩木登山ばやし保存会の演奏に見送られて出発する一番バス。この後途中で折り返した=同午前8時半ごろ

弘前市

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