昭和期の弘前駅周辺の写真が並ぶ駅構内の展示

 青森県弘前市のJR弘前駅(奈良隆模駅長)は1日から、昭和期の駅舎などの写真展を開いている。同駅開業127年の記念事業で、来年1月10日まで。

 新型コロナウイルスの影響で、2年連続中止した同駅でのイベントに代わり、利用客に感謝を伝える場をつくろうと企画した。

 2代目の駅舎(1929~81年)を中心に、パノラマや駅周辺の様子が分かる写真など14枚を自由通路に展示している。記念切符なども300セット限定で配った。

 足を止め、写真に見入っていた同市の森里久美子さん(67)は「昔、電車に乗って黒石まで映画を見に行ったことを思い出した」、弘前大学付属特別支援学校(中学部1年)の長谷川圭吾さんは「電車が好きなので、記念切符をもらえてうれしい」と話した。

 同駅では1日から、弘前観光コンベンション協会などがイルミネーションも行う。

弘前市

青森
弘前公園、秋色に 菊と紅葉まつり9日まで
青森
「うまい森青いもり」弘前フェアがスタート
青森
運転手が案内 弘前「地酒タクシー」発車
青森
紅葉と花々が弘前城に彩り/まつり開幕
青森
1日から弘前でフェア、新たに3商品/うまい森 青いもり