
岩手大の学生団体「教えてジャージーさん」(照井周二代表)は、田野畑村の酪農家吉塚公雄さん(70)が手掛ける「山地酪農」の体験ツアー開催を計画している。持続可能な開発目標(SDGs)への関心が高まる中、自然の恵みの中で循環する先進的な酪農の形を全国に発信する。
ニホンシバを主体にした広大な傾斜地で一年中、牛を放牧する山地酪農。田野畑山地酪農SDGsツアー(仮称)は、全国から参加者を募り、吉塚さんの牧場で酪農の現場を肌で体感する。
作業は山の開拓なども想定。早ければ来年1月からの参加者募集を見込む。
同団体は昨年冬から、岩手町の農家の協力を得てジャージー牛3頭を飼育。加工や販売、消費まで一貫して取り組み、畜産業や流通を学んでいる。
先進的な取り組みの山地酪農を学ぼうと、学生たちは吉塚さんの牧場を今年3回訪問。日本の気候や山の地力を生かした農法の在り方を学び「これからの時代に必要なものがここにある」と実感し、ツアーを発案した。
吉塚さんは「若い人が希望の光を当ててくれて、熱意を持って取り組んでくれることがうれしい」と歓迎。農学部共同獣医学科1年の盛内歩佳さん(19)は「岩手の知られざる面白い所を知ってほしいし、一緒に魅力を広めてもらいたい」と期待する。
同科5年の照井代表(28)は「環境にも牛にも人にも優しい農業。味だけでなく背景を知ってもらい、土地に根差した貢献につなげたい」と意気込む。
情報は同団体のフェイスブックで発信している。
ニホンシバを主体にした広大な傾斜地で一年中、牛を放牧する山地酪農。田野畑山地酪農SDGsツアー(仮称)は、全国から参加者を募り、吉塚さんの牧場で酪農の現場を肌で体感する。
作業は山の開拓なども想定。早ければ来年1月からの参加者募集を見込む。
同団体は昨年冬から、岩手町の農家の協力を得てジャージー牛3頭を飼育。加工や販売、消費まで一貫して取り組み、畜産業や流通を学んでいる。
先進的な取り組みの山地酪農を学ぼうと、学生たちは吉塚さんの牧場を今年3回訪問。日本の気候や山の地力を生かした農法の在り方を学び「これからの時代に必要なものがここにある」と実感し、ツアーを発案した。
吉塚さんは「若い人が希望の光を当ててくれて、熱意を持って取り組んでくれることがうれしい」と歓迎。農学部共同獣医学科1年の盛内歩佳さん(19)は「岩手の知られざる面白い所を知ってほしいし、一緒に魅力を広めてもらいたい」と期待する。
同科5年の照井代表(28)は「環境にも牛にも人にも優しい農業。味だけでなく背景を知ってもらい、土地に根差した貢献につなげたい」と意気込む。
情報は同団体のフェイスブックで発信している。