「古里自慢」がお出迎え 新花巻駅で絵手紙作品展

岩手の偉人、祭り、食材などをデザインした絵手紙の展示会
 花巻市の「絵手紙でボランティア蟻灯(ありとう)の会」(照井満喜子会長、会員6人)は31日から、同市矢沢のJR新花巻駅構内で、展示会「どーんとおらほのまち岩手自慢」をスタートさせた。全国に誇れる岩手の偉人、祭り、食材などを表現した作品で、帰省などで訪れた人たちを出迎えている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で活動自粛が続き創作活動が制限されたため、展示したのは同会が以前に絵手紙仲間から集めていた作品で約130点。

 「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の農民芸術概論綱要の言葉を紹介したり、盛岡さんさ踊り、チャグチャグ馬コ、ウニやサケ、わんこそば、冷麺などを描いた作品で、駅利用者も足を止めて観賞している。

 照井会長(78)=同市北湯口=が主宰する絵手紙教室に通う同市高木の石沢重子さん(70)は「賢治をモチーフにした作品が目に留まった。地元のものをテーマにして描くことも大事だなと感じた」と創作意欲をかき立てた。照井会長は「ふるさと自慢の思いを込めた絵手紙。見る人にとってコロナと闘う力になれば」と願う。

 8月31日まで。同駅は午前5時半~午後11時半が入場可。無料。

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