大館きりたんぽまつり、ドーム開催は断念 別形式を検討

本場大館きりたんぽまつりの縮小開催を決めた運営委員会
 10月に秋田県大館市で開かれる「本場大館きりたんぽまつり」が今年、規模を縮小して開かれる。例年はニプロハチ公ドームで3日間開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためドームでの開催を断念。10月をまつり期間として、インターネットを使ったきりたんぽセットの販売促進、学校へのなべっこ用食材の贈呈などを実施する。ブースを設けたきりたんぽ販売については、引き続き開催方法などを検討する。

 まつりを主催する大館食の祭典協議会の運営委員会(会長・佐藤義晃大館商工会議所会頭)が7日、同市のプラザ杉の子で開かれ、42人が出席。実行委員会が今年の開催案を提示し、新型コロナの影響で例年と同様の形式による開催は難しいとした。

 開催案では10月の1カ月間、まつりのコンセプトである「地域産業の振興」と「文化の継承」に取り組む。ネットのデジタルマップでドーム内のレイアウトから店舗を選ぶと、通販サイトできりたんぽセットを購入できる仕組みを構築し、新型コロナで売り上げが落ち込む食品業者を支援する。また、市内の小中学校などへのなべっこ用きりたんぽ食材の提供、事前収録した芸能発表の動画配信も提案し、承認された。

 ブースできりたんぽを購入して味わえる会場開催については、週末の4日間、市観光交流施設「秋田犬の里」の多目的広場で実施することを想定していたが、実行委がこれをいったん取り下げ、新型コロナ感染対策の徹底を含めて開催方法を引き続き検討するとした。

 委員からは会場開催について「感染リスクがゼロになることはない。人数制限や会場レイアウトなど精査を重ねて開催すべきだ」「来場者を県内在住者に限るなどの方法もある」と前向きな意見の一方、「会場で感染者が出れば、誰が責任を取るのかという問題になる」という慎重な声も出た。

 本場大館きりたんぽまつりは今年で48回目。2012年の第40回からニプロハチ公ドームを会場としている。ブースできりたんぽをはじめとするご当地グルメを販売するほか、ステージイベントなども繰り広げる。昨年は10月12~14日に開催し、約11万5千人(主催者発表)が来場した。

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