未来の食事券で店を応援 大船渡・購入額より1割お得に

プロジェクトへの支援を呼び掛ける新沼崇久委員長(右)と小松真一会長
 新型コロナウイルス感染症の拡大で苦境に立つ大船渡市の飲食店を支援するため、市内の有志が大船渡・未来のうんめぇプロジェクト(実行委主催)を立ち上げた。インターネット上で支援金を募るクラウドファンディングを活用し、お得な「未来の食事券」を購入してもらう。東日本大震災から復興の道を歩む飲食店を後押しし、感染症収束後のまちのにぎわいに一役買う。

 実行委は大船渡商工会議所青年部(小松真一会長)のメンバーが中心。県飲食業生活衛生同業組合大船渡支部、キャッセン大船渡が協力し、21日に取り組みを始めた。

 23の飲食店が参加(23日現在)。支援者は応援する飲食店に2千~10万円の6コースの中から金額を選んで申し込む。後日届く引換券を飲食店に持参すると、金額の1割増しの飲食券を受け取ることができる。

 遠方で来店が難しい人にはプロジェクト運営協力のコースを用意。3千円と1万円の2コースで支援金は店舗にも配分される。締め切りは6月末で、目標額は300万円。7月15日から引換券を発送する。飲食券への交換は同18日~9月18日。使用期限は交換から半年間。

 飲食店は感染症拡大の影響を受け、テークアウトなどで事態の打開を図るが、市民の自粛ムードが壁になっている。実行委は収束後を見据えた未来の食事券販売にまちの「運命」を託し、たくさんの「うんめぇ」を届ける気構えだ。

 新沼崇久委員長(49)は「最大限のおもてなしを準備し、お客さんとの再会を楽しみにしている。大船渡に関わってくれた人の支援も頂きたい」とPR。小松会長(46)は「飲食店の(苦境の)声を聞いて動きだした。一人でも多くの人に声を届けたい」と支援を呼び掛ける。

 申し込みは専用サイト(https://camp-fire.jp/projects/view/282365)で。

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