秋田キャッスルホテルに「日本料理 佐藤養助」出店へ 「秋田車屋」は月末で閉店

川連漆器を使ったランチメニューのイメージ図(YOSUKEホールディングス提供)
 稲庭うどん製造・販売のYOSUKEホールディングス(湯沢市)は4月27日に、秋田市の秋田キャッスルホテル館内に「日本料理 佐藤養助」を出店する。今月31日に閉店する「日本料理 秋田車屋」のスペースを利用する。

 YOSUKEホールディングスは、稲庭うどんの店舗のほかに、天ぷらや懐石料理を提供する日本料理店も営業しており、食を通じたブランド力の向上を図ろうと出店を決めた。

 「日本料理 佐藤養助」では、懐石料理などの和食を中心としたコース料理やランチメニューを提供する予定。県産食材をふんだんに使い、湯沢市の伝統工芸品・川連漆器の器も活用する。価格はランチが2千~3千円、ディナーが5千~1万円程度を想定している。店内には川連漆器も展示する。

 19日に秋田キャッスルホテルで出店に関する調印式が行われた。佐藤養助代表取締役兼CEOは「襲名後初の出店で勝負をかけた事業。秋田市内への進出は3店舗目となる。季節感を出した料理を提供し、食事をしてよかったという店にしていきたい」と話した。

 キャッスルホテルの岸本洋喜社長は「165年の歴史の中、受け継がれてきた技と味を当ホテルでお客さまに届けられることは喜ばしい限り。国内だけでなく、海外からのお客さまも食への関心が高まっている。秋田ならではの食体験を通じて本県の魅力を大いに発信していきたい」と述べた。

 今月末で閉店する秋田車屋は、ホテル開業の1970年から55年にわたり営業してきた。従業員は18人。このうち11人が「日本料理 佐藤養助」で働くことが決まっている。

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