青森県弘前市は18日午前、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月10日から立ち入り禁止としていた弘前公園の閉鎖を解除した。桜の開花時期を挟んで38日ぶりに開放された園内では、市民らが久しぶりの散策を楽しんだ。
同日午前9時から市職員がバリケード17カ所の撤去と三つの城門を開く作業を開始。北門(亀甲門)、東門、追手門の順に重厚な門扉がゆっくりと開かれ、再び園内を行き来できるようになった。
遅咲きを含め園内の桜はほぼ全て散っているが、待ちわびた市民らは開門直後から園内をカメラ片手に散歩したり、ジョギングしたりするなどして楽しんだ。
同市の油川千江子さん(70)は「公園の散歩が日課。閉鎖解除を本当に楽しみにしていた」と笑顔。同市の石田惇実さん(69)は「公園は小さいころからの遊び場。目に見えるものだけじゃなく、鳥の声など音を聞くのも楽しい」と園内の雰囲気を満喫した。
追手門の開門に立ち会った桜田宏市長は「ようやく公園が通常の状態に戻った。桜を見たい気持ちを我慢してくれた皆さんの思いを胸に、来年のさくらまつりを迎えたい」と語った。
市は新型コロナウイルスの感染拡大を招きかねない花見客の密集を避けるため、今年の弘前さくらまつりを中止し、弘前公園を閉鎖した。桜が見ごろとなった4月下旬には、外堀沿いが車で混み合う場面もあったが、市によると、大きなトラブルや事故は起きていないという。
同日午前9時から市職員がバリケード17カ所の撤去と三つの城門を開く作業を開始。北門(亀甲門)、東門、追手門の順に重厚な門扉がゆっくりと開かれ、再び園内を行き来できるようになった。
遅咲きを含め園内の桜はほぼ全て散っているが、待ちわびた市民らは開門直後から園内をカメラ片手に散歩したり、ジョギングしたりするなどして楽しんだ。
同市の油川千江子さん(70)は「公園の散歩が日課。閉鎖解除を本当に楽しみにしていた」と笑顔。同市の石田惇実さん(69)は「公園は小さいころからの遊び場。目に見えるものだけじゃなく、鳥の声など音を聞くのも楽しい」と園内の雰囲気を満喫した。
追手門の開門に立ち会った桜田宏市長は「ようやく公園が通常の状態に戻った。桜を見たい気持ちを我慢してくれた皆さんの思いを胸に、来年のさくらまつりを迎えたい」と語った。
市は新型コロナウイルスの感染拡大を招きかねない花見客の密集を避けるため、今年の弘前さくらまつりを中止し、弘前公園を閉鎖した。桜が見ごろとなった4月下旬には、外堀沿いが車で混み合う場面もあったが、市によると、大きなトラブルや事故は起きていないという。