「さらさ」よろしくね 須川温泉PRキャラ

花の妖精さらさ(右)などを手に「多くの人に愛されてほしい」と期待する川村るみさん
 一関市厳美町の須川高原温泉(稲垣栄会長)は、同温泉の魅力を広く発信しようと、イメージキャラクター「花の妖精さらさ」を考案した。今季の営業開始を前に、紙芝居や縫いぐるみを制作。関係者は「多くの人に愛されてほしい」と願いを込める。

 「花の妖精さらさ」は、露天風呂の前にそびえ立つ巨岩「大日岩」に咲く花がモチーフ。同温泉周辺の豊かな自然を題材として、緑色の衣装や帽子を身に着ける。

 紙芝居は須川高原を舞台にした「須川ものがたり」で、実際に生息する動植物が登場する。同温泉の実虫山人(みのむしさんじん)さん(ペンネーム)が物語と絵を作成し、全6話のうち第1話「花の妖精さらさ」が完成した。全13枚で、カラスに襲われたイワツバメを主人公さらさが助けて温泉の中浴場「霊泉の湯」まで運ぶと、イワツバメの傷が治って幸せに暮らすという粗筋だ。

 縫いぐるみは従業員の川村るみさんの手作り。フェルトや小物を使い、紙芝居に登場するキャラクター7体を約1カ月で作った。絵を基に細部までこだわり、一体一体丁寧に仕上げた。

 同温泉は、栗駒山の火山ガスによる風評被害で昨年の利用客が前年比で約8千人(約20%)減少した。今年は新型コロナウイルス感染症が拡大していることから、感染症対策を最優先とした上で、幅広い世代に温泉を楽しんでもらおうと魅力向上を図る取り組みを考えた。

 営業開始は21日の予定。縫いぐるみは同温泉のロビーに展示し、紙芝居の読み聞かせは要望を受けたり、家族連れが訪れた時に行う。

 川村さんは「例年以上に準備に力を入れている。キャラクターを通して須川の良さが伝わればうれしい」と期待する。

一関市

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