「花見」気分 かき丸々 宮古・水揚げスタート

特大の花見かきを手際良くむく山根幸伸さん。今春も水揚げが始まった=6日、宮古市赤前
 宮古市の津軽石牡蠣(かき)養殖組合は特産の「花見かき」の水揚げを始めた。昨年の台風19号豪雨の被害を乗り越え、自慢の大粒殻付きカキが春を告げる。

 6日は同組合の山根幸伸(さちのぶ)さん(63)=同市赤前=らが宮古湾から水揚げ。ナイフで殻を外し、丸々太ったむき身を確認した。

 花見かきはマガキの中から大型を厳選し、栄養素が多く含まれる春先まで同湾内で育てる。殻の長さ13センチ、幅6センチ、厚さ3センチ以上が基準で、食べ応えと濃厚なうま味が特長だ。

 台風の高波で出荷間近のカキが約3割落下したが、昨年と同程度の9千個の出荷を予定する。

 山根さんは「大変なご時世で花見は難しいかもしれないが、せめて春の味覚を楽しんでほしい」と願う。

 24日まで同市赤前の直売所・うみのミルク(平日午後1~4時)で販売する。

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