学生の提案実現、「そばビール」どうぞ 羽後「彦三」で提供

羽後町産のソバを使って開発された「そばビール」
 ソバの栽培や製粉加工を行っている秋田県羽後町の農業生産法人「そば研」(猪岡専一社長)と、同町の地ビール醸造会社「羽後麦酒」(鈴木隆弘代表)は今月、町内産のソバを使った地ビールを共同開発した。猪岡社長(73)が経営する同町のそば店「彦三」で飲める。

 両社にインターンシップに訪れていた大学生グループが昨春、成果発表を行った際に「そばビール」を提案。会場にいた両社がその場で話し合い醸造に至った。

 町は「羽後のPRを図れる」として、6次産業化支援事業費30万円を助成して後押しした。

 そばビールは、そば研が栽培した「にじゆたか」をいって砕き、麦芽と一緒に2月に仕込んだ。330ミリリットル瓶250本分が完成。そばや天ぷらなど和食に合う飲みやすい味に仕上がったという。

 「ソバの実をかじったことがある人なら、ソバが入っていると気付く」と鈴木代表(48)。今後も改良を加えて醸造していく。

 猪岡社長は「そばビールという意外性のある商品を通じ、ソバ産地としての羽後のブランド力向上や魅力を発信していきたい」と話した。

 彦三では店内提供のみで税込み650円。営業は午前11時半~午後2時半。水曜定休。

 問い合わせは彦三TEL0183・62・1520

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