クマの寝顔見えるかな? くまくま園で観察イベントスタート

目を覚まし立ち上がるツキノワグマ
 冬季休園している北秋田市阿仁打当の市営阿仁熊牧場「くまくま園」で25日、冬眠中のツキノワグマの観察会が始まった。初日は県外や大館市から訪れた15人が、普段立ち入ることのできない飼育舎でクマを間近に眺めた。今年は3月1日までの土日祝日に開く。

 参加者は同園の飼育員に案内され、薄暗い飼育舎の中へ。1頭ずつ個室で飼育されている体長1・5メートルほどのツキノワグマ6頭は、体を丸めてぐっすり眠っていた。目を覚まして立ち上がって格子に近づいたり、個室の中を動き回って寝床のわらを集めたりする場面もあった。

 参加者は飼育員の説明を聞き、写真を撮るなどしながらめったに見られないクマの生態を興味深そうに観察していた。

 山形県三川町の会社経営佐藤孝さん(48)は「昨年来たときよりも落ち着いた様子だった。丸まって眠っている姿がかわいらしかった」とほほ笑んだ。横浜市の獣医小池将夫さん(77)は「夏場の野生のクマは見たことがあったが、冬眠するクマは初めて。貴重な体験ができた」と話した。

 観察会は、打当温泉マタギの湯を運営するマタギの里観光開発が毎年開催。北秋田市が共催、企画している。

 高校生以上1950円、小中学生850円。マタギの湯の入浴料や、温泉施設内にあるマタギ資料館の見学料などが含まれている。申し込み、問い合わせは打当温泉マタギの湯TEL0186・84・2612

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