マタギ文化をスマホで、音声ガイド導入 訪日客想定

音声ガイドシステムが導入されたマタギ資料館の館内
 秋田県北秋田市など4市町村でつくる地域連携DMO(観光地域づくり法人)「秋田犬ツーリズム」は、北秋田市阿仁打当のマタギ資料館に音声ガイドシステムを導入した。Wi-Fi(ワイファイ)無線機と来場者のスマートフォンを接続し、QRコードを読み取ると、展示品の解説を日本語と英語で聞くことができる。運営する市の第三セクター・マタギの里観光開発の仲澤弘昭社長は「じっくりと説明を聞いて、国内外の多くの人にマタギ文化に詳しくなってもらいたい」と話している。

 資料館には、マタギが使う「村田銃」、刃物「ナガサ」といった道具のほか、クマやキツネの剝製などを展示し、マタギ文化を紹介している。

 音声ガイドは、館内のQRコードをスマホで読み取って利用する。展示に即して「狩猟の道具」「阿仁の森」「熊狩りの技」などの17項目があり、画面にタッチすると音声が流れる。説明を画面で読むこともできるので、耳の不自由な人も利用可能だ。

 導入は、主に訪日外国人客(インバウンド)向け。マタギ文化の精神性を理解するには解説が必要だが、限られたスペースでパネルの増設は難しいことから、音声ガイドを採用した。

 28日からは、大太鼓の館(北秋田市綴子)でもガイド運用を始める。綴子大太鼓がギネスブックで大きさ世界一と認定された経緯や、世界各地の太鼓など12項目を解説する。

 資料館は午前9時~午後5時。入場料は大人200円、小学生以下100円(併設する打当温泉マタギの湯の宿泊者は無料)。不定休。

 大太鼓の館は午前9時~午後5時。入場料は大人430円、中高生320円、小学生210円、未就学児無料。今月31日、来月1日は休館。

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