
秋田県由利本荘市の由利工業高校(夏井博実校長)の生徒が、同市町村(まちむら)の鳥海山木のおもちゃ美術館をPRする仮想現実(VR)映像を制作した。動画投稿サイト「ユーチューブ」で閲覧できる(「yuko.pt」で検索)。
木のおもちゃ美術館は国登録有形文化財の木造校舎(旧鮎川小学校)を利用し昨年7月にオープンした。映像は専用のゴーグルをスマートフォンと接続することで、この趣のある廊下や教室の雰囲気が疑似体験できる。映像は顔に合わせて動くため、臨場感たっぷり。ゴーグルがなくてもパソコンやスマホで平面映像を楽しむことが可能だ。
制作しているのは、4月に発足した「YUKOプロジェクトチーム」。メンバーは建築科の佐藤純麗部長、谷藤若奈副部長と、電気科の戸賀瀬蓮さん、阿部侑悦さんの4人(いずれも1年)で、工業高生ならではの視点を生かした地域貢献を目指している。学校がチーム発足を呼び掛け、賛同した生徒で結成した。
話し合いを重ね、市内外の企業や工場を見学し活動を模索してきた。その中で、地域の主要観光施設となっている木のおもちゃ美術館に着目。来館者の一層の増加へ、VR映像を作ることにした。
360度撮影できる特殊カメラを使用。8~11月、土・日曜の開館前や開館後を中心に撮影を重ねてきた。
生徒は映像制作に当たり、木のおもちゃ美術館への提案から撮影、編集に至るまでほぼ全てを担当。先月30日には試作映像を持参し、美術館を担当する市生涯学習課の佐藤弘幸さん(50)に視聴してもらった。佐藤さんは「高校生の視点で捉えた斬新な映像。さらなる来館者増加につながればいい」と話した。
ユーチューブのページが開くバナーは、12月1日から木のおもちゃ美術館のウェブサイトに掲載される。佐藤部長は「不安もあったが、自信のある映像に仕上がった。これを見て、少しでも木のおもちゃ美術館に興味を持ってくれる人がいたらうれしい」と話した。
木のおもちゃ美術館は国登録有形文化財の木造校舎(旧鮎川小学校)を利用し昨年7月にオープンした。映像は専用のゴーグルをスマートフォンと接続することで、この趣のある廊下や教室の雰囲気が疑似体験できる。映像は顔に合わせて動くため、臨場感たっぷり。ゴーグルがなくてもパソコンやスマホで平面映像を楽しむことが可能だ。
制作しているのは、4月に発足した「YUKOプロジェクトチーム」。メンバーは建築科の佐藤純麗部長、谷藤若奈副部長と、電気科の戸賀瀬蓮さん、阿部侑悦さんの4人(いずれも1年)で、工業高生ならではの視点を生かした地域貢献を目指している。学校がチーム発足を呼び掛け、賛同した生徒で結成した。
話し合いを重ね、市内外の企業や工場を見学し活動を模索してきた。その中で、地域の主要観光施設となっている木のおもちゃ美術館に着目。来館者の一層の増加へ、VR映像を作ることにした。
360度撮影できる特殊カメラを使用。8~11月、土・日曜の開館前や開館後を中心に撮影を重ねてきた。
生徒は映像制作に当たり、木のおもちゃ美術館への提案から撮影、編集に至るまでほぼ全てを担当。先月30日には試作映像を持参し、美術館を担当する市生涯学習課の佐藤弘幸さん(50)に視聴してもらった。佐藤さんは「高校生の視点で捉えた斬新な映像。さらなる来館者増加につながればいい」と話した。
ユーチューブのページが開くバナーは、12月1日から木のおもちゃ美術館のウェブサイトに掲載される。佐藤部長は「不安もあったが、自信のある映像に仕上がった。これを見て、少しでも木のおもちゃ美術館に興味を持ってくれる人がいたらうれしい」と話した。