農家民宿と内陸線の旅 体験型観光100選に県内から2件

農家民宿を紹介する日本政府観光局作成のパンフレット
 外国人向けの体験型観光100件を厳選した日本政府観光局(JNTO)のパンフレットに、大館市などでつくる地域連携DMO(観光地域づくり法人)・秋田犬ツーリズムの「農家民宿」と「秋田内陸線の旅」が掲載された。秋田県内から掲載されたのは2件のみ。訪日を促すプロモーションなどに活用されるといい、同DMOは「地域資源が評価された。一層の情報発信に取り組み誘客につなげたい」と話した。

 体験型観光への関心の高まりを受け、JNTOが初の取り組みとして昨秋、全国のDMOや都道府県などを対象に体験型観光を公募した。集まった約2100件の中から、テーマ性や希少性があり訴求力が優れているとした100件を選んだ。都道府県別の応募件数は公表していない。

 秋田犬ツーリズムは大館、北秋田、小坂、上小阿仁の4市町村でつくるDMOで、ホームページなどで情報を発信している。エリア内の体験型観光の中から7件を選んで応募し、このうち2件が掲載された。

 農家民宿は、大館市の食文化を代表するきりたんぽ作りや田舎暮らしを体験できる。見開きのページで、世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷と並んで掲載された。食事を提供する様子など3枚の写真とともに、英文で「癒やされる田舎暮らしを体験でき、一生忘れられない思い出づくりができる」と紹介。内陸線の旅も同様に、外国人旅行者に魅力的な体験ができるとしている。

 A4判82ページ。今年6月に初版を発行し、累計部数は約1万7千部。国内外の商談会で配布しているほか、JNTOのウェブサイトや会員制交流サイト(SNS)でも紹介している。

 秋田犬ツーリズムの阿部拓巳専務理事(54)は「何でもないと思われていたものに価値があったり、興味を持たれたりすることが分かった。これを機に、たくさんある観光コンテンツを磨き上げたい」と話した。

大館市

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