ものづくり体験 ガイド本 奥州・及源鋳造、子ども向けに制作

及源鋳造の若手社員3人が作った、子ども向けガイドブック「ふらっと TUKURU号」
 南部鉄器の製造・販売を手掛ける奥州市水沢羽田町の及源鋳造(及川久仁子社長)は、子ども向けの観光ガイドブック「ふらっと TUKURU(ツクル)号」を制作した。若手社員3人が担当し、工芸品作りや菓子作り見学などができる市内の9スポットを紹介。県内外で無料配布し、ものづくりの魅力を次世代に伝える。

 ふらっと TUKURU号は、同社のほか市伝統産業会館、回進堂、岩谷堂タンス製作所、彫金工芸菊広、江刺ふるさと市場、陶房マルヨウ、カフェ&リビング ウチダ、正法寺の9スポットをふりがな付きの軟らかい文章で紹介。

 子どもが書いた鉄瓶の絵を表紙にあしらい、南部鉄器のフライパンを愛用する東京都の小学生へのインタビューや鉄瓶の塗り絵ができるスペースも盛り込んだ。

 いずれも及源鋳造の大瀬悠太郎さん(25)、小川愛さん(24)、及川円佳さん(24)が担当。B5判15ページ。8月10日に完成し、4千部用意した。

 11月に同市や一関市、平泉町の工場などで開かれる催し「五感市」に合わせて企画。現在、及源鋳造や市内のホテル、飲食店などに置いている。今後は、東京都内の同社製品取扱店や新潟県で10月に開催される「工場の祭典」で配布する。

 ふらっとは、「フラッと寄り道」が名前の由来で、2018年10月から半年に1回発行し、今回を含め3冊目。これまでは20~40代の女性が対象だったが、子どもに同社や市内の製造現場に気軽に足を運んでもらおうと発案した。

 文章を担当した小川さんは「手を使い何かを生み出す経験を通じて、子どもたちが奥州市の文化や伝統を感じるきっかけになれば」と願いを込める。

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