川面照らし、昇る送り火 盛岡舟っこ流し

川面を赤く染める激しい炎を上げながら川を流れる舟=17日午後6時34分、盛岡市・明治橋上流
 盛岡市の送り盆行事、盛岡舟っこ流し(同協賛会主催)は17日、同市の明治橋上流の北上川で行われた。台風10号の影響で1日順延されたが、増水の影響もなく、詰めかけた見物客は、燃え上がる精霊舟を見送り、先祖をしのんだ。

 14の町内会が舟を出し、引き手が火を放つと、戒名が書かれた札やちょうちんなどの装飾が、ぱちぱちと音を立てながら炎に包まれた。北上市青柳町の会社員宇部泰仁さん(43)は「夏が終わるさみしさと新しい季節への期待を感じる」としみじみと語った。

 舟っこ流しは市指定無形民俗文化財で、約300年前に始まったとされる。

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