さんさの輪広げ20年 盛岡の有志団体、世代や国境超え交流

前夜祭で笑顔あふれる踊りを披露する「いわてさんさの会☆加藤家」のメンバー=31日、盛岡市・盛岡駅前滝の広場
 盛岡の夏を彩る第42回盛岡さんさ踊り(実行委主催)が1日、開幕する。さんさの魅力を県外、海外に発信し、交流の輪を広げてきた盛岡市の有志団体「いわてさんさの会☆加藤家」(千葉公美代表)は結成20周年。仲間3人で立ち上げた団体は、3日のパレードに1歳から70代まで県内外のメンバー213人が参加するまでに成長した。外国人や障害者も加わる「大家族」が、最高の笑顔で盛り上げる。

 「加藤家」は31日、同市の盛岡駅前滝の広場で14団体が出演した前夜祭(盛岡商工会議所青年部主催)に登場した。5歳から40代の約20人が「福呼(ふっこ)踊り」などを披露。笑顔あふれる元気な舞が会場を魅了した。

 加藤家は盛岡大在学時からミス太鼓として参加していた千葉代表(44)が2000年、仲間3人で立ち上げた。チーム名は太鼓の縁を叩く「カトカト」という音から「加藤」、幅広い世代が家族のように楽しく踊ってほしいとの思いから命名。参加回数を重ねるごとに人気を呼び「家族」を増やしてきた。

 県内だけでなく全国各地に笑顔の輪を広げて20年。千葉代表は「踊りは美しさやうまさが全てではない。自分たちが笑顔で踊りを楽しみ、一生懸命やることで観客を笑顔にできる」と本番に向けて力を込める。

 パレードは1~4日とも、午後6時から盛岡市中央通で実施。253団体、3万5500人が出演する。会場付近では4日間とも交通規制を行う。

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