精巧な砂像、姿現す 三種で27日から「サンドクラフト」

保坂さんがヒンズー教の神・ガネーシャを題材に制作しているメイン砂像
 秋田県三種町の夏の恒例イベント「サンドクラフト2019inみたね」が27、28の両日、釜谷浜海水浴場で開かれる。今年は「Renew~更新~」をテーマに、大小38基が並ぶ。開催が迫る浜辺では国内外の砂像彫刻家が仕上げ作業を進めており、精巧な砂像が姿を現している。

 イベントは町や町民でつくる実行委員会(近藤基委員長)が主催し、今年で23回目。作家による特別砂像のほか、高校生が砂像の出来栄えを競う「砂像甲子園」や一般参加者の作品などが並ぶ。

 高さ約3メートルのメイン砂像は、能代市生まれの砂像彫刻家・保坂俊彦さん(45)=東京都=が担当。人間の体に象の頭を持つヒンズー教の神「ガネーシャ」を題材に制作している。

 東京芸大時代、旧八竜町で開かれた1回目のサンドクラフトで大学の仲間と彫った題材で、「『更新』のテーマを受け、22年ぶりに生まれ変わらせようとしている。当初からサンドクラフトに関わる町の人にとっても特別な作品になってほしい」と語った。

 今年は台湾とポルトガルの作家も来町。不死鳥を題材に特別砂像を彫り進めているポルトガルのフェニ・ヴィエイラさん(34)は「ここの砂はきれいできめ細かい。どんなものでも作ることができそう」と笑顔で話した。

 27日は作家と一般参加者が短時間で砂像を作り、出来栄えを競う砂像制作トーナメント(午前11時)のほか、流しジュンサイ(午後2時)、長信田太鼓などのライブ(6時半)を開催。8時半からは約5千発の花火が海上を彩る。

 28日は綱引き選手権大会(午前9時)、水着コンテスト(10時半)などを行う。

 両日とも、白神あわび茸(だけ)に豚肉を巻いて焼いた「みたね巻」をはじめとした出店や、砂像制作体験を楽しめる。

 砂像は8月末まで展示。夜間はライトアップする。問い合わせは実行委事務局(町商工観光交流課)TEL0185・85・4830

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